呼吸で奏でる。

ドラムと身体。山北弘一@東京/大阪

ドラム中級者がぶつかる上達の壁と、それを乗り越える3つのヒント

ドラム中級者が陥りがちなポイントとして、「上達を焦るあまり練習が空回りしてしまう」という状況があります。

とにかく練習時間を増やしてみたり、たくさん教則本を買ってみたりするけれど、頑張っている割には成果が感じられない・・・。

そんな時期に意識するとよい、ちょっと意外な3つのポイントをご紹介します。

 

1.感覚にフォーカスする

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新しいフレーズやテクニックを練習する時は、もちろん自分の音を聴いて、出来ているかどうかを判断することと思います。

もちろんそれで良いのですが、大切なことが一つあります。

それは「身体の感覚をよく味わえているか?」ということ。

音は、結果です。

音が出る少し前に、身体には「感覚」が必ず生じています。

たとえば皮膚感覚や、体重が移動していく動きの感覚。

そういった感覚が生じてから、少し遅れて「音」が鳴りますね。

音という「結果」だけにフォーカスしていると、どうしても行き詰ることがあります。

音を良くしたければ、感覚という「プロセス」を丁寧にたどってみる作業を大切にしてみてはいかがでしょうか。

 

2.呼吸を長く

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力みがあると、皮膚や筋肉に生じる繊細な感覚を知覚するのが難しくなります。

そんな時は「ゆったり呼吸する」ことを意識しましょう。

人間の身体は、息を長く吐けば必ず力が抜けるようになっています。

とにかく脱力、脱力、脱力。
難しいフレーズにチャレンジする時ほど、呼吸を意識しましょう。

もちろん「咳」や「くしゃみ」のような呼吸で爆発的なアタックを表現することも大切ですが、そういうのも、長い呼吸が出来た上でのことですね。

 

3.繰り返しを意識する

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人間は、繰り返したことしか無意識レベルに落とし込むことは出来ません。
新しいことを覚える最強の手段は「繰り返し」です。

これは一日の中でやるのではなく、日をあらためて繰り返すのが良いですね。

今日5分やる。明日も5分やる。明後日も5分やる。
出来ない日が一日くらいあってもよいので、次の日にまた5分やる。
習慣にすれば、必ず出来るようになります。

たとえばシングルストロークを速くしたければ、瞬間芸でいいから最速で叩く。それを今日やって、明日もやって、明後日もやる。ずっとやる。

最初はぎこちなくても、
3回繰り返せば違和感が減り始め、
7回繰り返せば少し自分のものになってきます。
3ヶ月もすれば、考えなくても出来るレベルになるでしょう。

「目標とする世界とのつながりを保つ」という意識が大切ですね。

 

以上、上達の壁を乗り越えるための3つのヒントでした。
力を抜いて楽しんでくださいね!