呼吸で奏でる。

ドラムと身体。山北弘一@東京/大阪

ドラマーが体幹を上手に使うための3つのステップ

ドラム演奏に「体幹」や「インナーマッスル」が重要だというのは、皆さんもご存知のとおり。バランスボールやストレッチポールを持ってるよ!という人も多いのではないでしょうか?

ところがドッコイ。

体幹トレーニングって、実はすごく難しいんです。

なぜかというと、身体というのは関節のちょっとした角度の違いや力加減で、使う筋肉がすぐに変わってしまうから。一見正しいフォームに見えても、力が「インナーマッスル」まで正確に届かなければ、トレーニング効果も半減してしまうんですね。

そこで今回は「ドラマーが体幹を上手に使うための3つのステップ」と題して、「誰でも&間違いなく」体幹が使えるようになる方法をご紹介します。きっと、劇的に身体が変わりますよ!

ステップ1「ハイハイ」

f:id:yamakita-k:20170516164319j:plain(出典:wooris.jp)

私達は赤ちゃんの頃、ハイハイで体幹を育てていました。ところが大人になると「手で体重を支える」ということを滅多にしなくなります。

その結果、肩甲骨の動きが悪くなり、それにつながる肋骨、横隔膜も固くなる。横隔膜は腸腰筋とつながっていますから、骨盤の動きも悪くなる・・・という負のスパイラルに。

大の大人がハイハイなんて・・・とまあそう言わずに、だまされたと思って一度やってみてください。意外と難しいかもしれませんよ~、後ろにしか進めない人も時々いますから(^^;

ステップ2「抜き足、差し足、忍び足」

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ハイハイなんて楽勝~!という人は、2足歩行に進化してください(^^)

「抜き足、差し足、忍び足」です。

足音をさせずに、丁寧に歩いてみましょう。さしずめ「忍者歩き」ですね。または「ドロボー歩き」とも言いますか(笑)

親指の付け根(拇指球)に体重がかかり、内転筋群(内もも)、腸腰筋がしっかり働いてきます。腸腰筋は横隔膜とつながっているので、そこから肋骨、肩甲骨にまで動きが伝わっていきます。

レッスンでは、この練習で足の動きが劇的に改善する人多数。上手くいけば猫背も解消!身長が伸びる人もいますよ(^^)

ステップ3「肘を軽く曲げて支える」

f:id:yamakita-k:20170516171731j:plain(出典:gettyimages)

最後はまた地面に戻り、「腕立て伏せ」の格好で体重を支えます。筋力がない人は、膝を地面につけていても構いません。

胴体をできるだけ真っ直ぐにし、肘をわずかに(目安は10度くらい)曲げて保持。

・・・これだけですが、地味にキツイはず。

肩甲骨から肋骨、横隔膜、腸腰筋、内転筋群(内もも)・・・体幹のつながり全てがターゲットです。

ふつうの腕立て伏せとの違いは、腕力だけに頼らないところ。腕の筋力ではなく、全身をつないで使うところがミソです。「中腰」を腕でやる、とでも言いましょうか。

もちろんレッスンにも取り入れており、皆さん音量UP&リズムも安定します(^^)

まとめ

  1. ハイハイ
  2. 中腰でつま先歩き
  3. 肘を曲げて支える

体幹のインナーマッスルを活かした動きというのは、とにかく「見た目が地味」。少しの動きでも深いところから効いてくる・・・という感覚が正解ですね。

以上、ドラマーが体幹を上手に使うための3つのステップでした。やってみてね!